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うがい薬の予防効果

夏本番ですね。 外は暑く、室内はクーラーでひんやり。この“寒暖差”が続くことで、体調を崩しやすい方が増えています。

最近はプール熱(咽頭結膜熱)も流行しており、のどの違和感を感じる方も多い印象です。 今回は、美容皮膚科とは少し離れたテーマですが、健やかに過ごしていただくために「うがい薬のエビデンス」をやさしくまとめました。

 

うがい薬は予防に効く?

ポビドンヨードの予防効果は限定的

複数の研究では、ポビドンヨードによるうがいは風邪やウイルス感染の予防効果が乏しいと報告されています。

  • 厚労省研究班(2002):風邪の発症率を下げなかった

  • Cochraneレビュー(2011):予防効果を示す明確なエビデンスは不足

「うがい薬=予防」というイメージは、科学的には必ずしも裏付けられていません。

一方で、症状緩和に役立つ可能性はある

少数の研究では、

  • 咽頭炎の痛みが軽減した

  • 口腔内の細菌数が減少した といった報告があります。

また、京都大学の研究(2005)では、水うがいを習慣化すると上気道感染の発症率が約40%低下したという結果もあります。

結論:うがい薬は“予防薬”ではなく、セルフケアの一つ

感染予防の決定打ではありませんが、 のどの違和感があるときのケアとしては役立つ場面があります。僕自身は喉の違和感を覚えたらおまじないと思いつつうがい薬つかうんですけどね…

 

体調のゆらぎは肌にも影響します

体調が崩れると、免疫やバリア機能が低下し、肌トラブルが起こりやすくなります。

  • 赤み

  • ニキビの悪化

  • 乾燥

  • 肌荒れ

夏は寒暖差・紫外線・汗・冷房が重なり、肌も粘膜もダメージを受けやすい季節です。

うがいで粘膜を守るように、肌も早めのケアが大切です。


  • 室内外の温度差をできるだけ小さく

  • 紫外線対策と保湿を丁寧に

  • 冷房による乾燥にはミスト化粧水や保湿剤を

  • 睡眠と水分補給をしっかり

体調が整うと、肌の調子も安定します。

 健やかな夏をお過ごしいただけますように。

院長 髙田健正