紫外線を避けるほど、実は“ある不足”が進んでいるかもしれません
しかし暑いですね…..
美容のために日焼け止めを丁寧に使う。屋外に長時間出ない。
一宮市でも、そんな生活スタイルの方が増えています。
もちろん、紫外線対策は肌老化を防ぐうえでとても大切です。
しかしその一方で、ビタミンD不足という新しい健康課題が広がっています。
実際、東京在住の成人の98%がビタミンD不足だったという国内研究(Satoら, J Bone Miner Metab, 2005)もあり、現代の生活環境では不足しやすいことが示唆されています。
この記事では、 ビタミンD不足が起こす体の変化 ・美容との関係 ・安全な日光浴の目安 を解説します。
ビタミンD不足が起こすこと
① 骨の健康に深く関わる栄養素
ビタミンDは、腸でのカルシウム吸収を助ける重要な栄養素。 不足すると、骨の脱灰化が進み、骨粗しょう症や骨折リスクが高まることが知られています。
25(OH)D濃度が低いほど骨折リスクが高まる(Bischoff-Ferrari HA et al. JAMA. 2005)
② がんとの関連(現時点のエビデンス)
WHOは、ビタミンD欠乏と大腸がんリスクの関連を示しています。 一方で、乳がん・前立腺がん・すい臓がんなどについては、 Giovannucciら(J Natl Cancer Inst, 2006)など複数の研究があるものの、 一定の結論には至っていません。
また、がん予防目的で大量のビタミンDを摂取することを支持する十分な証拠はないとされています。
③ 骨以外の健康にも影響
活性型ビタミンDが低いと、以下のリスクが高まると報告されています。
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感染症(Gindeら, Arch Intern Med, 2009)
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自己免疫疾患(Aranow, J Investig Med, 2011)
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心血管疾患(Wangら, Circulation, 2008)
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筋力低下(Bischoff-Ferrariら, J Bone Miner Res, 2004)
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糖尿病との関連(Pittasら, J Clin Endocrinol Metab, 2007)
美容との関係:紫外線は“ゼロ”ではなく“適切に”
肌老化の約7割は光老化と言われています。 そのため、日焼け止めの使用は美容において必須です。
しかし、 日焼け止めの常用+屋内生活+保護服の使用 が重なると、紫外線B(UVB)によるビタミンD生成がほぼストップしてしまいます。
美容のために紫外線を避けるほど、 体のビタミンD貯蔵が減っていくというジレンマが生まれるのです。
安全な日光浴の目安
サウナ後の水風呂、露天風呂で日光浴が好きやねん、やってしもた
僕も嫌いじゃないですが
顔中にシミを作ってシミ取りに来られた患者様を思い出しました。
熱中症アラートが続くこの季節、長時間の屋外活動はおすすめできません。 そこで、負担の少ない“安全な日光浴”の目安をご紹介します。
手のひら・足の裏に10分ほどの軽い日光浴
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顔や腕を焼く必要はありません
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手のひら・足裏など、皮膚が薄い部分で十分
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10分程度でOK
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強い日差しを避け、朝夕のやわらかい光がおすすめ
美容を守りながら、健康に必要なビタミンDを補う“ちょうどいいバランス”です。
当院でできること
紫外線を避けるほど、ビタミンD不足が進む。 しかし、紫外線を浴びすぎれば肌老化が進む。
一宮スキンケアクリニックでは、 美容と健康を両立するためのアプローチを大切にしています。
美容と健康の両方を大切にしたい方は、ぜひ一宮スキンケアクリニックへご相談ください。
院長 髙田健正
