美容医療に携わっていると、 肌の悩みは、見た目だけの問題ではない と感じます。
総合診療医としても診療に携わってきた私は、 患者さんの生活や背景を知ろうとする“癖”があります。
生活、家族、仕事、価値観、これまでの経験—— そうした物語に触れることで、悩みの輪郭がよりクリアに見えることがあるからです。
肌の調子が悪いと気分まで沈むことがある。 逆に、肌が整うと毎日のリズムがふっと軽くなる。 美容の悩みは、いつもその人の物語とつながっています。
今日は、第17回日本プライマリ・ケア連合学会で得た気づきも踏まえながら、 「患者さんの物語に寄り添う」ということについて、少しお話ししたいと思います。
ナラティブ・ヒュミリティ:物語に近づこうとし続ける姿勢
学会で触れた「ナラティブ・ヒュミリティ」という考え方は、 その姿勢にやさしい視点を与えてくれました。
ナラティブ・ヒュミリティとは、患者さんの語る物語に謙虚に耳を傾ける姿勢のこと。 自分の価値観や先入観が理解に影響する可能性を意識し、 一方的な解釈を避けながら、その人の経験に向き合う態度です。
この考え方に触れたとき、 「人の物語は、一度理解したつもりで終わりではなく、 その都度、近づき続けるものなのだ」 と感じました。
人の物語は、節目や出来事によって少しずつ姿を変えていきます。 だからこそ、 完全な理解を目指すのではなく、変わりゆく物語にそっと歩み寄り続けること。
その“ゆらぎ”を尊重しながら寄り添うことが、 私にとっての医療の姿勢です。
人を全体としてみる視線:診断名ではなく、その人の人生を見る
当院では患者さんを「病名」ではなく、 その人の人生の文脈の中で理解することを大切にします。
美容医療でも、肌だけを切り取るのではなく、
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年齢による変化
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生活のリズム
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ストレス
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価値観
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変わりたいと思うペース
こうした背景を含めて、 その人らしい美しさを一緒に探していくことが大切だと感じています。
ノーリス(IPL)やピコトーニング、レーザーフェイシャルなどの治療は、 その人の物語の中で、そっと背中を押す役割を果たすことがあります。
美容医療は、人生の“居場所”をひとつ増やすことにもなる
人は、ひとつの役割や場所に依存しすぎると心が揺れやすくなります。 複数の居場所があることで、心のバランスが保たれる。
美容医療は人生のすべてではありません。 でも、肌が整うことで、 「ここに来ると、少し気分が軽くなる」 そんな居場所がひとつ増えることがあります。
一宮で美容医療を探している方は、 ぜひ気軽にご相談ください。
あなたの“だいたい機嫌よく生きる”を、そっと支えるお手伝いができれば嬉しいです。
院長 髙田健正

