
「シミが気になるけど、レーザーで治療できるの?」
「このシミは肝斑かもしれないと言われたことがある」
美容皮膚科の診療では、このようなご相談を多くいただきます。
しかし、実はシミにはさまざまな種類があり、見た目だけでは判断が難しいケースも少なくありません。
そこで当院では、肌診断機「re-Beau2(レビュー2)」を用いて、現在のお肌の状態を詳しく分析し、一人ひとりに合った治療をご提案しています。
◎re-Beau2とは?

re-Beau2は特殊な光を用いて肌を撮影し、肉眼では見えにくいシミや色素沈着、赤みなどを可視化できる肌診断機です。
通常の写真だけでは分からない肌の状態を客観的に確認できるため、
- シミの種類の判別
- 肝斑の有無
- 隠れジミの確認
- 赤みの評価
- 治療効果の比較
などに役立ちます。
「なんとなくシミが増えた気がする」
という感覚的な評価だけでなく、画像として確認できるため、患者様にも現在の肌状態を分かりやすくご説明できます。
◎シミと肝斑は何が違うの?
診察でよく問題になるのが、「老人性色素斑」と「肝斑」の見分けです。
どちらも茶色い色素斑として見えるため似ていますが、原因も治療法も大きく異なります。
・老人性色素斑(一般的なシミ)
老人性色素斑は、長年の紫外線ダメージによって生じるシミです。
加齢とともに増加し、
- 頬
- こめかみ
- 手の甲
など紫外線を浴びやすい部位にできやすい特徴があります。
境界が比較的はっきりしており、丸い形や楕円形をしていることが多いです。
このタイプのシミはレーザー治療との相性が良く、
- Qスイッチルビーレーザー
- 光治療(IPL)
などで改善が期待できます。
・肝斑
一方で肝斑は、紫外線だけではなく、
- 女性ホルモンの影響
- 摩擦刺激
- 慢性的な炎症
などが関与すると考えられています。
特徴として、
- 両頬に左右対称に出現する
- 境界がぼんやりしている
- 30~50代女性に多い
といった傾向があります。
また、肝斑は刺激によって悪化することがあるため注意が必要です。
通常のシミ治療を行った結果、かえって濃くなってしまうケースもあります。
そのため、
- トラネキサム酸内服
- ハイドロキノンなどの外用治療
- ルビートーニング
など、肝斑に適した治療を選択することが重要です。
◎re-Beau2で何が分かるの?
re-Beau2では複数のモードで撮影を行います。
その中でも色素画像では、
- 表面に見えているシミ
- まだ表面化していない隠れジミ
- 肝斑が疑われる色素沈着
などを確認できます。
また赤み画像では、
- 毛細血管の拡張
- ニキビ跡の赤み
- 酒さ傾向
なども評価できます。
患者様自身が画像を見ることで、
「思ったより肝斑が広がっている」
「赤みも意外と強い」
と気付かれることも少なくありません。
◎肌診断を行うメリット
美容医療では診断が治療の第一歩です。
例えば、「シミだと思っていたら肝斑だった」という場合、治療法を間違えると十分な効果が得られないだけでなく、悪化してしまう可能性もあります。
そのため当院では、肌診断機re-Beau2を活用しながら、患者様のお肌の状態を詳しく分析し、最適な治療をご提案しています。
☆まとめ
シミに見えるものでも、
- 老人性色素斑
- 肝斑
- 炎症後色素沈着
- そばかす
など原因はさまざまです。
そして、それぞれに適した治療法は異なります。
「このシミはレーザーで取れるの?」
「肝斑かどうか知りたい」
「自分に合った美肌治療を受けたい」
という方は、まずは肌診断機re-Beau2による肌解析をおすすめします。
現在のお肌の状態を正しく把握し、一人ひとりに合った治療計画を立てていきましょう!
統括部長 牧野莉央
