
「シミやくすみを改善したい」「肌をきれいにしたい」と考えたときに、さまざまなレーザーや光治療が候補に挙がります。しかし、同じ“美肌治療”でも、それぞれ得意分野や特徴は大きく異なります。
今回は当院で行っている
- レーザーフェイシャル(GentleMax Pro Plus:アレキサンドライトレーザー)
- ルビートーニング(Qスイッチルビーレーザー)
- 光治療(ノーリス)
の違いについて解説します。
◎レーザーと光治療の違い
まず大きな違いは「波長」です。
レーザーは単一の波長のみを照射するため、特定のターゲットに集中的にエネルギーを届けることができます。
一方、光治療(IPL)は複数の波長を含む光を照射するため、シミ・赤み・くすみなど複数の肌トラブルに同時にアプローチできます。
① レーザーフェイシャル
(GentleMax Pro Plus:755nmアレキサンドライトレーザー)
レーザーフェイシャルは755nmのアレキサンドライトレーザーを使用します。
この波長はメラニン色素に吸収されやすいため、
- シミ
- そばかす
- くすみ
などの改善が期待できます。
さらに毛のメラニンにも反応するため、
- 脱毛
- 産毛の減少
- 毛穴の引き締め
にも効果が期待できます。
また、レーザーの熱刺激によって真皮のコラーゲン産生が促されるため、肌のハリ感向上にもつながります。
こんな方におすすめ
✅ シミやくすみを改善したい
✅ 顔脱毛も同時にしたい
✅ 毛穴が気になる
✅ 肌のハリ感を高めたい
② ルビートーニング
(Qスイッチルビーレーザー:694nm)
ルビートーニングは694nmのルビーレーザーを低出力で均一に照射する治療です。
特に肝斑では、強い刺激を与えると悪化する可能性がありますが、トーニング照射を行うことで徐々にメラニンを減少させることが期待できます。
また、ルビートーニングは毛への反応が少ないため、硬毛化が心配という方にも選択しやすい治療です。
硬毛化とは、本来細い毛がレーザー刺激によって太く硬くなる現象です。頻度は高くありませんが、特にフェイスラインなどで問題になることがあります。
そのため、
「肝斑が気になる」
「毛は減らしたくない」
「硬毛化が心配」
という方にはルビートーニングが向いています。
こんな方におすすめ
✅ 肝斑を改善したい
✅ 色素沈着が気になる
✅ 顔脱毛効果は求めていない
✅ 硬毛化のリスクを避けたい
③ 光治療(ノーリス)
ノーリスはIPL(Intense Pulsed Light)という光治療機器です。
レーザーのような単一波長ではなく、複数の波長を含んだ光を照射します。
そのため、
- シミ
- そばかす
- くすみ
- 赤ら顔
- 毛細血管拡張
など幅広い症状に対応できます。
特に赤みの改善を得意としている点が特徴です。
ニキビ跡の赤みや酒さ傾向の赤みなど、「色素だけでなく血管も気になる」という方に適しています。
こんな方におすすめ
✅ シミも赤みも気になる
✅ 肌全体のトーンアップをしたい
✅ ダウンタイムを少なくしたい
✅ 美肌治療を初めて受ける
どの治療を選べばよい?
それぞれの特徴を簡単にまとめると、
レーザーフェイシャル→ シミ改善+顔脱毛もしたい方
ルビートーニング→ 肝斑改善+毛を減らしたくない方
ノーリス→ シミだけでなく赤みも改善したい方
肌質やお悩みによって最適な治療は異なります。特に肝斑がある方は治療選択を誤ると悪化することもあるため、まずは診察で肌状態を確認し、ご自身に合った治療を選ぶことが大切です。
「シミなのか肝斑なのかわからない」「どの治療が自分に合うのかわからない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
統括部長 牧野莉央
