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肌にやさしい日焼け止めの選び方


「日焼け止めはSPF50を選べば安心」と思っていませんか?

実は、日焼け止めには種類があり、それぞれ特徴や適した使い方が異なります。紫外線対策はシミ予防だけでなく、将来のしわ・たるみ、さらには皮膚がん予防にもつながる大切なスキンケアです。

今回は、日焼け止めの種類や適切な選び方、そして当院おすすめの日焼け止めをご紹介します。

◎日焼け止めには2種類ある

日焼け止めに含まれる紫外線防御成分は、大きく次の2種類に分けられます。

① 紫外線吸収剤

紫外線を吸収し、肌へ到達するのを防ぐ成分です。

メリット

  • SPF値を高く設定しやすい
  • 白浮きしにくい
  • 肌になじみやすい
  • 汗や水で落ちにくい

デメリット

  • 紫外線を吸収した際に化学反応が起こる
  • 肌への刺激となる場合がある
  • 敏感肌の方には合わないことがある

② 紫外線散乱剤(ノンケミカル)

酸化亜鉛や酸化チタンなどのミネラル成分が紫外線を反射し、肌への到達を防ぎます。

メリット

  • 肌への刺激が少ない
  • アレルギーを起こしにくい
  • 敏感肌や治療中の肌にも使用しやすい

デメリット

  • 白浮きしやすい
  • 高いSPF値を作りにくい
  • 使用感にやや制限がある

薬局などで「ノンケミカル」「紫外線吸収剤フリー」「紫外線吸収剤不使用」と記載されている製品は、この紫外線散乱剤を主体とした日焼け止めです。

◎肌老化の約80%は「光老化」

実は、皮膚の老化の約80%は加齢ではなく、紫外線などによる「光老化」が原因といわれています。

UVA

肌の奥の真皮まで到達し、コラーゲンやエラスチンを減少させます。

  • しわ
  • たるみ

の主な原因となります。

UVB

表皮に作用し、日焼けによる赤みや炎症を引き起こします。

  • シミ
  • そばかす

の原因となります。

近赤外線・ブルーライト

紫外線よりさらに深部へ到達するとされ、コラーゲンにダメージを与え、たるみの原因になると考えられています。

☆SPFとPAの意味を知ろう

SPFとは?

SPF(Sun Protection Factor)は、UVBを防ぐ効果を示します。

例えば、何も塗らないと10分で赤くなる方の場合、

  • SPF15 → 約150分
  • SPF30 → 約300分

程度まで日焼けを遅らせる目安になります。

PAとは?

PA(Protection Grade of UVA)は、UVAを防ぐ効果を示します。

表示は

  • PA+
  • PA++
  • PA+++
  • PA++++

の4段階で、+の数が多いほどUVA防御効果が高くなります。

SPF50が本当に必要とは限らない

日本皮膚科学会では、日常生活においてはSPF15〜30、PA+以上の日焼け止めの使用が推奨されています。

実際には、

SPF15とSPF50の紫外線防御力の差は5%未満

とされており、数値ほど大きな差があるわけではありません。

そのため、普段使いでは必要以上に高いSPF値にこだわるよりも、

  • 肌への負担が少ない
  • 毎日継続して使える

ことが大切です。

◎シーンに合わせた日焼け止めの使い分け

日常生活

  • 通勤・通学
  • 買い物
  • 散歩

などの日常使いでは、

紫外線散乱剤(ノンケミカル)の日焼け止め

がおすすめです。

肌への負担が少なく、毎日安心して使用できます。

また、エンビロンなどのビタミンA製品を継続使用している方は、肌の紫外線耐性を高めるサポートも期待できます。

レジャーやアウトドア

  • プール
  • スポーツ
  • 長時間の屋外活動

では、

SPF50・PA++++

の日焼け止めが有効です。

耐水性や持続性の観点から、紫外線吸収剤を使用した製品が適している場合もあります。

最近では、紫外線吸収剤を使用しながらも肌への刺激を抑える工夫がされた製品や、ノンケミカルでSPF50を実現した製品も増えています。

◎当院おすすめの日焼け止め

☆プラスリストア UVミルク

毎日使いたくなる、肌にやさしいノンケミカル日焼け止めです。

〇4つの光から肌を守る

  • UVA
  • UVB
  • 近赤外線
  • ブルーライト

をしっかりカットし、光老化から肌を守ります。

〇肌にうれしい成分を配合

注目成分であるフラーレンを配合。

フラーレンは炭素のみで構成された成分で、紫外線などの外的刺激から肌を守り、エイジングケア成分としても注目されています。

〇毎日使いやすい使用感

  • しっとりなめらかなミルクタイプ
  • 化粧下地としても使用可能
  • 石けんで落とせる
  • 治療中や治療後の敏感な肌にも使いやすい

といった特徴があり、毎日の紫外線対策を快適に続けられます。

◎まとめ

紫外線対策は、シミ予防だけでなく、しわ・たるみ予防や皮膚がん予防にも重要です。

日焼け止めは「SPFが高いほど良い」とは限りません。

  • 日常生活では肌にやさしいノンケミカルタイプ
  • レジャーでは高SPFタイプ

と使い分けることで、肌への負担を抑えながら効果的な紫外線対策ができます。

さらに、エンビロンなどのビタミンA製品を併用し、紫外線ダメージを受けた肌の補修も行うことで、より健やかで美しい肌づくりにつながります。

毎日続けられる、自分の肌に合ったサンケアを始めてみませんか?

統括部長 牧野莉央