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ほくろ・いぼ治療におけるCO2レーザーとは?メリット・デメリットを解説!

顔や首などにできる「ほくろ」や「いぼ」は、見た目のお悩みとしてご相談いただくことが多い皮膚病変です。当院では、ほくろ(母斑細胞性母斑)やいぼ(脂漏性角化症)に対してCO2レーザー(炭酸ガスレーザー)による治療を行っています。

今回は、ほくろやいぼができるメカニズムと、CO2レーザー治療の特徴、メリット・デメリットについてご説明します。

◎ほくろ(母斑細胞性母斑)とは?

ほくろは、皮膚の中にある「メラノサイト(色素細胞)」が変化した母斑細胞が増殖することで生じる良性腫瘍です。

多くは茶色から黒色をしており、平らなものから盛り上がったものまでさまざまな形態があります。

ほくろは生まれつき存在するものもありますが、多くは成長とともに徐々に現れます。紫外線や加齢などの影響も関与すると考えられています。

◎いぼ(脂漏性角化症)とは?

脂漏性角化症は、加齢に伴って現れる良性の皮膚腫瘍です。

皮膚の表面にある表皮細胞が増殖することで生じ、茶色や黒色の盛り上がった病変として現れます。

「老人性いぼ」と呼ばれることもありますが、30代頃から見られることも珍しくありません。顔や首、胸元など紫外線の影響を受けやすい部位にできやすい特徴があります。

悪性ではありませんが、見た目が気になったり、引っかかって炎症を起こしたりする場合には治療の対象となります。

◎CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)とは?

CO2レーザーは、水分に反応するレーザーです。

皮膚組織の大部分は水分で構成されているため、レーザーを照射すると病変部分のみを蒸散(蒸発)させて除去することができます。

メスを使用せずに病変を削り取るように除去できるため、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えながら治療を行うことが可能です。

〇CO2レーザー治療のメリット

① 傷跡が目立ちにくい

比較的小さなほくろやいぼの場合、CO2レーザーで病変のみを蒸散させることで、切開を行わずに治療できます。

そのため、切り取って縫合する手術と比較すると、線状の傷跡が残らず、より自然な仕上がりになることが期待できます。

特に顔の小さなほくろや脂漏性角化症では、CO2レーザーが非常に有効な選択肢となります。

② 治療時間が短い

病変の大きさにもよりますが、多くの場合は数分程度で治療が終了します。

③ 通院回数が少ない

縫合を伴わないため、抜糸が不要です。患者様の負担を軽減できる点もメリットです。

●CO2レーザー治療のデメリット

ほくろは再発する可能性があります

CO2レーザー治療では、ほくろを蒸散させて除去しますが、病変の深部に母斑細胞が残存した場合、時間の経過とともに再発することがあります。

特に、

・大きなほくろ
・盛り上がりの強いほくろ
・深い位置まで母斑細胞が存在するほくろ

では再発リスクが高くなります。

そのため、病変の大きさや深さによっては、切除して縫合する手術の方が結果的に綺麗な仕上がりになる場合があります。

当院では診察時に病変の状態をしっかり確認し、CO2レーザーが適しているのか、それとも切除縫合が望ましいのかを判断した上で治療方法をご提案しています。

☆まとめ

ほくろやいぼに対するCO2レーザー治療は、傷跡をできるだけ目立たせずに病変を除去できる優れた治療法です。

特に小さな病変では、切除縫合よりも自然な仕上がりが期待できる場合があります。

しかし、深いほくろや大きな病変では、レーザー治療による瘢痕や再発のリスクが高くなるため、切除縫合の方が適していることもあります。

当院では患者様一人ひとりの病変の状態を丁寧に診察し、仕上がりや再発リスクも考慮したうえで最適な治療方法をご提案しております。

ほくろやいぼでお悩みの方は、お気軽にご相談ください!

統括部長 牧野莉央